医師紹介

院長 工藤くどう 菜穂なほ

加藤内科胃腸科の院長、工藤菜穂です。
先代の父が昭和55年に開業した当院に平成27年より常勤医として勤務し、令和5年に継承いたしました。
当院は長年にわたり地域の患者様の診療に携わってきた、内科と消化器内科を専門としたクリニックです。
患者様が安心して診療を受けられるよう、コミュニケーションを大切にし、丁寧で正確な診療を目指しています。

消化器内視鏡専門医として診療に携わるなかで、早期発見・早期治療の大切さを日々痛感しています。胃カメラや大腸カメラで早期に病気を発見することで、身体に負担の少ない治療を受けることができます。ぜひ積極的に内視鏡検査を受けていただきたいのですが、私自身が内視鏡検査を受けることがとても苦手で、検査を受けることを躊躇される患者様のお気持ちは痛いほどわかります。ですので患者様にはぜひ苦痛を最小限にし、リラックスして検査を受けていただきたいと思っています。当院では鎮静剤を使用することでウトウトと半分眠った状態で内視鏡検査を受けていただくことが可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

内科では高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病やかぜ症状など、さまざまな疾患に対して診療を行い、時には東洋医学会専門医として漢方薬も併用した幅広い治療を提供します。
また、当クリニックでは予防医学にも力をいれております。定期的な健康診断や栄養指導、運動指導、ストレスケア、アンチエイジング医療のご相談等、患者様が健康的な生活を送るためのサポートを行っています。

地域のクリニックへいらっしゃる患者様はただ病気をみつけて治してほしいという方ばかりではないということをしばしば感じます。病気があっても積極的な検査や治療は望まれず、日常生活を健やかに穏やかに過ごしたいという方もいらっしゃいます。薬を処方するだけではなく、ご家族の方や福祉のサービスと連携をとりながら、患者様の日々の生活を健康面からサポートしていくことが、クリニックの大切な役割の一つです。患者様が何を望んでいらっしゃるのか、どのように病気と関わりながら日々を過ごしていきたいのか、患者様やご家族の思いを汲み取り、寄り添いながら診療に携わりたいと考えています。

患者様のQOL(Quolity of life:生活の質)向上のお役に立てるよう、スタッフ一同努力をかさねてまいります。

院長プロフィール

主な経歴

2000年ニューヨーク医科大学、ニューヨーク大学医学部留学
2002年東海大学医学部卒業
2010年京都府立医科大学大学院卒業 医学博士
2002年京都府立医科大学附属病院 
消化器・血液内科研修医
2004年市立奈良病院 消化器内科
2006年京都府立医科大学附属病院 消化器内科
2009年宇治武田病院 消化器内科
2010年社会保険京都病院(現 鞍馬口医療センター)
消化器内科
京都府立医科大学附属病院 漢方外来
2011年勤医協札幌病院 内科・消化器内科
北海道漢方医学センター附属 北大前クリニック
2015年加藤内科胃腸科

資格・役職

  • 医学博士
  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本東洋医学会専門医

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本東洋医学会
  • 抗加齢医学会

論文・書籍

  • Sildenafil, an inhibitor of phosphodiesterase subtype 5,
    prevents indomethacin-induced small-intestinal ulceration in rats via a NO/cGMP-dependent mechanism
    Naho Kato et al. Dig Dis Sci. 2009 Nov.
  • 肝細胞癌に合併した胆道出血による急性膵炎の1症例
    加藤菜穂 日本消化器内視鏡学会雑誌 49(11)
  • 内視鏡的切除にて診断しえた胃hamartomatous inverted polypの1例
    加藤菜穂 内科110(4)